場所を借りる必要もなく、すぐ始められるオンラインセミナーにチャレンジする人が増えてきています。
ところが、なかなか集客できなかったり、評判が今一つ良くなく、「こんなはずじゃなかった・・・どうしたら良いでしょうか」と相談される講師のかたが増えています。
人気のオンラインにするためにはセオリーがあります。
この記事では、そのセオリーに基づいて、初めてセミナーというものをオンラインで開催するかたが、自信をもって一歩踏み出せるように、セミナーのやり方や必要な道具などについてお伝えします。
あなたがまるでセミナー経験がなくても、この記事を読み終えると1本のオンラインライブセミナーの設計ができるようになります。
Webを通じてやるからといって、Youtuberのようにエンタメ性高くやる必要はありません。あなたの経験と知識を教えたり、伝えたりするのがセミナーです。
だれもが何らかしらの経験があれば、未経験の人からすれば先生となります。
それを体系立てて説明すれば、セミナー講師となります。
そのために、この記事では、セミナーとは何か、そしてセミナーのテーマ、中身の決め方、セミナーの流れ、何を準備すればよいかを順を追ってお伝えいたします。
はじめに
一般にオンラインでセミナーを開催とするとまず何をそろえればよいかと、どちらかというと段取りやツールの方に頭が行きがちですが、この記事では、これからセミナーをビジネスとしてやってみたい。
できればちゃんと稼ぎたいというかたのために、一番大切なコンテンツ、中身の部分を中心にお伝えしています。
道具がそろっても中身がモヤッとしていると人気の講座にはなりにくいんです。
人に何かを教えることが得意な人が、個人的に誰かに教えるノリで講座にしても、なかなかうまくはいきません。
もちろん、中にはとても器用で人を引き付ける魅力的な方もいらっしゃいますので、初回からアドリブでこなして人気がでるということもないことはないのですが、私のこれまでの経験からするとちょっと稀です。
最近は受講者さんが講座慣れしていて、結構厳しめに評価することもあります。
でも、オンラインセミナーの運営、設計のセオリーを知っていると、話があまりお上手でない方でも、受講者さんの納得感の高い講座となり、「あの講師のしゃべり方はちょっとボソボソしているけど、すごくわかりやすいよね」という評判になります。
今回はそのセオリーをお伝えまします。また、何を自分はオンラインセミナーにしたらいいんだろうという方でも、あなた自身の強みを生かした講座が見いだせるようなワークもあります。
少しずつ見様見真似でやってみてください。あなたならではのオンラインセミナー設計ができるようになります。
※この記事の内容は無料動画でもご覧いただけます。
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Section1.セミナーとは
このセクションでは、初めてセミナーをするかたのためのためにまずは、セミナーとは何かということで、セミナーの種類とその中で、初めての方にお勧めするオンラインライブセミナーとは何かについてお伝えします。
これからはオンラインセミナーです!と色々なところで耳にしていると思いますが、種類も色々あります。これを把握しないで、誰かさんのやっていることを見様見真似してもあまりうまくいきません。
まずはセミナーの種類を把握して、自分はどのタイプで始めるのが適切かということを知ってくださいね。
セミナーの種類
セミナーの種類として、開催方法で分類するとリアルで貸会議室やセミナールームなどの場所を借りて、受講者さんを集めて行うか、Web上で、zoomやskypeなどを使用してオンラインで行う方法があります。
そしてさらに目的別に分類すると、単発セミナーとフロントセミナーとバックエンドセミナーに分かれます
リアルもオンラインもそれぞれに、ざっくりこの3種類の目的のセミナーが行われています。
オンラインセミナーの段階
次にオンラインセミナーの一般的な収益性と難易度の段階です。それぞれについては後ほどお伝えしますが、ご覧のように、オンラインライブの単発セミナーが難易度が低くやりやすいです。
オンライン動画のバックエンドセミナー配信が一番収益が高くなります。これは一度作ってしまえば売れていきますので、人的労力も掛かりませんので収益性は高いです。ただし講師力も技術力も必要となります。
いずれはココを目指されるのが良いのですが、入門編としては、まずはオンラインライブの単発セミナーから初めて徐々にステップアップすると質が高く、売れるオンライン動画を作成できるようになりますので、ステップバイステップで始められることをお勧めしています。もちろん挑戦しても構いません。ただし技術力だけがあって見栄えは良いけれど、中身があまりよくない動画は中々売れないというのは、想像できると思います。
次からはそれぞれのセミナーの違いについてお伝えいたします。
リアルセミナーとオンラインセミナーの違い
ここでは開催方法としてリアルセミナーとオンラインセミナーの違いをお伝えします。
リアルは場所を借りて、場合によっては機材も借りて行いますが、オンラインの場合は、場所はどこでもできますし、パソコンとネット環境があればできます。場合によってはスマホでも可能です。
また、リアルは受講者に足を運んでもらう必要がありますが、オンラインの場合は、受講者はネット環境があればどこからでも参加できます。スマホでも受講できますね。
ただし、このどこからでもというのが曲者でして、リアルセミナーはホーム、オンラインセミナーはアウェイ感覚です。
リアルセミナーは受講者は、大体お行儀よく、講師を注目して、途中で寝転んだり、立ったり、出ていくということはありません。
でも、オンラインの場合は、勝手にお茶を取りに行ったり、退席することも自由です。
仕事をしながら聞いていたり、電車の中で聞いていることもあります。
ですので、ちゃんと引き付けるということが大切になります。
ライブセミナーと動画配信セミナーの違い
では、オンライン開催のうち、ライブセミナーと動画配信セミナーの違いはというと、先ほど受講者さんは自由といいましたが、ライブセミナーは自由でもまだこちらを見てくださいます。
ワークをしてくださいというと大体やってくれますが、動画配信の場合は、受講者はワークが面倒だと飛ばしたりすることも可能です。動画配信は、より引き付けが必要です。
また、ライブは少し言い間違えても、訂正したり、間があってもなんとか持ちますが、オンライン動画配信の場合は、聞きづらいと切られます。雑音が入ると切られます。
ですので動画の編集作業も必要となりますし、技術的な知識も必要となりますので、ハードルが上がります。
こうした理由から、初めての方の場合は、オンラインでのライブセミナーが技術も機材もあまり必要としないのでお勧めします。この講座でも、オンラインライブセミナーのやり方についてお伝えします。
単発セミナーとフロントセミナー・バックエンドセミナーの違い
次に目的別のセミナーの種類ですが、大きなくくりでいうと、単発セミナーとフロントセミナー・バックエンドセミナーのセットになります。
フロントセミナー・バックエンドセミナー
先にフロントセミナーとバックエンドセミナーについてお伝えしますね。
この二つは講座をビジネス化して収益を上げるために必要なセットです。
フロントセミナーというのは、高額なバックエンドセミナーのプロモーションのような位置づけになります。
まずはフロントセミナーで低額で人を集めて、短い体験会のようなセミナーを行います。その際にバックエンドセミナーのご案内をします。
フロントセミナーは大体3000円前後から5000円くらいで90分から3時間前後のセミナーです。
バックエンドセミナーは講座をビジネスとしたいときに一番売りたい商品になります。本講座といったりもします。高額講座で、10万円から30万円、60万円と高額で、金額は期間などによります。
いきなり高額講座の販売は難しいしので、フロントセミナーでまずは体験会、説明会を行い、興味を持った方はこちらにどうぞという感じで、バックエンドセミナーへの集客や導線設計が必要となりますので、それなりの知識と営業技術も必要となります。
そしてバックエンドセミナーは、こちらにはそれなりの金額に見合う価値のあるカリキュラムの充実が要求されますね。
もしあなたが、講座を本格的にビジネスとして行いたい場合は、フロントセミナーで人を集めて、バックエンドセミナーのご案内をするという流れで設計してくださいね。
単発セミナーとは
単発セミナーは、ざっくりいうと、1回で完結のセミナーです。趣味の講座でもスタディタイプの講座やグロウアップやスピリチャル、健康、様々です。
金額も様々、無料のものから5万円くらいのそこそこの値段のものまであります。
オンラインセミナーを始める方には、最初にこちらの単発セミナーで講師としての練習をしてみることをお勧めします。
テーマも時間も金額もあなたがやりたいように始めるとよいですが、せっかくの講座ですので、受講者さんに満足していただきたいですよね。
また、開催するのであれば、受講者さんに集まっていただきたいですよね。
この記事では、受講者さんが集まる、あなたにピッタリと合っているテーマの見つけかたや
セミナーの構成の設計方法など単発セミナーを前提にしてお伝えします。まずは作ってみてくださいね。
Section2.セミナーのテーマの決め方
このセクションでは、セミナーのテーマ決めをワークをしながら行っていきます。いくつかの質問がありますので、その時はノートに書いたり、入力したりしてくださいね。
イメージするのも良いのですが、まずは書いたり、入力をして、最後にあなたの思いを言語化してみてくださいね。
理想のセミナー
あなたには、理想のセミナーをつくっていただきたいのですが、まだテーマがないという方にとっては、あなたの得意分野、すでにあるセミナー、あなたが応援したい人を決めてそれを融合させて作成していただきます。
その前に少し考えていただきたいことを次からお伝えします。
理想のワークスタイルを考える
テーマを決める前に考えてもらいたいこととして、あなたの理想のワークスタイルを考える質問を8つ用意しました。質問に対してノートなどに書くか入力をしてください。
なぜこの作業をしていただくかというと、なぜオンラインライブ講座を行うのかということを、あなたの生活、ワークスタイルにあてはめながらテーマを考えてもらいたいからです。
これからいろいろなテーマの見つけ方をお伝えします。今まで知らなかったことや魅力的なセミナーも参考にしていただきます。色々なことを見るとあれもよい、これもよいと目移りしてしまうことがあります。
迷ってなかなか決められないということもあります。迷うことも大切ですが、その時にあなたの理想のワークスタイルに照らし合わせて考えてもらいたいんです。
あれもこれも取り込んでしまって、結局自分は何をしたいんだっけ?となる講師をたくさんみてきました。
そういう講師の講座には受講生がなかなか集まらなかったり、集まっても講師が本当にやりたいことではなくて、疲弊してしまうこともあります。
ですので、あなたにもこの8つの質問にまずはじっくり取り組んでいただきたいんです。
答えに正解も不正解もありません。いえ、すべて正解です。また、もしかしたら今は答えられないこともあるかもしれません。それも正解です。
3か月後には答えが変わるかもしれません。講師になりたいと思ったら、ずっと問い続けることかもしれません。でも理想はちゃんともっておくのが、あなたらしい講座でビジネスをしていくコツになります。
頭を柔らかくして、理想のワークスタイルを8つの質問からだしてみてください。きっと気づきがあるはずです。
【ワークスタイルを考える質問】
- どんな場所で仕事をしたいですか
- どのくらいの収入が欲しいですか
- 1日どのくらい仕事をしたいですか
- 仕事とは何ですか
- どんな仲間と仕事をしたいですか
- どんな受講者が増えてほしいですか
- あなたの仕事は何ですか
- どんな価値を生みたいですか
※この記事の内容は無料動画でもご覧いただけます。質問にぐんぐん答えられるシートが付いていますので、オンラインセミナーの設計が捗ります。
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得意分野から考える
上記の質問には答えられましたか?
もしかしたら答えなれていなくて、なかなか出なかったというかたもいらっしゃるかもしれません。
でも何らかしらの気づきや、自分の心の中にあった夢や希望がでてきたら、セミナー作成の第一歩になります。
次は、得意分野から考えてみます。
得意というとそんな優れていることなんかないというかたもいますが、それはすごい誰かと比べるとそういうことになるかもしれませんが、誰にでも必ず人に教えられることがあるはずです。
受講者さんが初心者さんだとするとあなたがやってきたことは教えられますね。
次の8つの質問に答えてみてください。
何を書いても正解です。もしかけないところがあってもそれも正解です。あとから気が付くかもしれません。まずはノートに書くか、入力てみてください。
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【人に教えられること発見】
- 時間とお金をかけてきたものはなんですか
- どんなことを感心されますか
- この5年間で成長したことはなんですか
- 長く続けてきた仕事は何ですか
- 飽きずに続けていることは何ですか
- 苦労なくてもやってきたことはなんですか
- 好きで得意で喜ばれることはなんですか
- 誰のどんなお困りごとのお手伝いができそうですか
上記質問の解説です。
1番の「時間とお金をかけてきたものはなんですか」という質問ですが、貴重なお金を何に使ってきたかで自分のエネルギーの方向がわかり、時間を使ってきたことがあなたのキャリアや経験になります。
時間とお金をかけてきたもののなかにあなたの強みが見えてきます。
過去の経験は宝物です。あなたが過去の経験から得たものは、ほかの誰かの役に立つはずです。
あなたと同じように悩んでいる人は、実はたくさんいるんです。
もし、あなたが苦手としてきたことに、時間とお金を使って克服したものであれば、それは最強のコンテンツになるかもしれません。
2番の「どんなことを感心されますか」という質問ですが、誰にでも、誰かのために何かを手伝った時や、何かをしてあげた時に「すごいね。ありがとう」「助かったわ。またよろしく」とほめられたことはあるはずです。
「写真写りがいいね」と言われ、自分ではそんなの普通のことと思っていたけれど、どうしたら自然な笑顔になれるの?と聞かれ笑顔の講師になった人がいます
「レジの対応がいいね」とお客様から人気のあるスーパーの店員さんが社員研修を担当するようになった人がいます。
ほめられたことがない人でも、かならず感心されることはあるはずです。周りの声に耳を傾けてみましょう。
3番の「この5年間で成長したことはなんですか」という質問ですが、5年前でもそれ以上でもよいのですが、必ず人は何らかの変化はあるはずです。
できなかったことができるようになった。何かを乗り越えた、つらかった経験や楽しかった経験は、きっとあなたに大きな財産を残しています。
5年前との差を感じることであなたの言動に説得力が生まれます。5年前のあなたのように、今のあなたの経験や変化を必要している人が必ずいます。
その経験を役立ててくださいね。もし見つからない場合は、誰かに聞いてみるのもよいですね。
4番の「長く続けてきた仕事は何ですか」という質問ですが、どんなお仕事でも長く続てきていると必ずキャリアとなっています。
もしかしたら辛かったこともあるかもしれません。そこを乗り越えてきたあなただからこそ教えられることがあるかもしれません。
5番の「飽きずに続けていることは何ですか」と6番の「苦労なくてもやってきたことはなんですか」は、趣味の分野でも構いません。
趣味の講座ではビジネスにならないと思われるかもしれませんが、趣味のキャンプ料理を講師にした人がいます。
女性を誘うことが得意な男性が婚活講師になっている例もあります。
あなたは当たり前だけど、他のひとからすると教えて!ということは結構ありますよ。
7番の「好きで得意で喜ばれることはなんですか」という質問ですが、あなたが好きじゃないと続きませんね。そして得意じゃないものは講座にはなりませんね。
でもあるはずです。こんなこと・・・と思うことも候補にあげておきましょう。
8番目の「誰のどんなお困りごとのお手伝いができそうですか」という質問ですが、まだ明確でなくても構いません。講座は困りごとを持っている人の解決のためにあります。困りごとというと悩みばかりではなく、もっとこうなりたい、もっと楽しみたいという今よりもっと良くしたいけどその方法がわからないということもあります。
◎◎したいのだけれどうまくいかない人がうまくいくようにするお手伝いが講師です。まずはゆるくても構いませんので言葉にしてみてくださいね。
今の解説で少し答えが変わったら変更しても構いません。でも最初の直観も大切にしてくださいね。
既存分野から考えてみる
今既にある講座やセミナーを参考にしてテーマを考える方法を2つお伝えします。
一つ目は、セミナーポータルサイトを調べるこです。既存セミナーを眺めてみてください。などが有名なところです。
最初は眺める感じでOKです。
そうすると様々な方法があることがわかります。あなたの興味がどんどん広がったり深くなったりすると思います。
意外なテーマを教えているものや、このくらいなら自分でもできそうというものがあるかもしれません。
ここで気を付けていただきたいのですが、あなたが今までにない画期的なことをやりたい場合は既存にはないかもしれません。でもそれはもしかしたら講座として成り立ちにくいのかもしれません。
成り立ちにくいから誰もやっていないということがあります。また、やってみたけれど受講者さんが全く集まらなくてなくなったということもあります。
ただし、ダイエットの講座はたくさんあるけれど、その中でも画期的な方法というのはアリです。ダイエット解決という大くくりがあるので。
でも、空を飛ぶ方法とか突拍子もないことはちょっとないですということです。
注意点としては、様々なサイトは登録制になっています。登録はしていても全く集客できていない講座もあることは承知しておいてくださいね。
二つ目は、本屋さんに行くということです。
上記のセミナーポータルサイトには、集客できていない人気のない、もう少し厳しい言い方をすると需要のない講座もありますが、本屋さんにある本は確実に売れている本です。
本屋さんでは売れない本は撤去しますので、大抵は売れている本、売れ筋の本です。
あなたが興味のある分野で何かを解決できる本があれば、それはセミナーとしても成立する確率は高くなります。
また、一つの分野に関して10冊以上の本を読みこなすと、セミナーに仕立てることもできますね。
本屋さんは宝の山です。ただし古本屋さんや図書館ではあまり参考にはならないのでご注意くださいね。
以上の二つのことは確実にやっておいた方が良いです。
やってみてから次の質問にお答えください。
ノートに答えを書くか、入力してみてくださいね。
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【お手本からの気づき】
- 誰れ向けの講座が多くありましたか
- 何を解決する講座が多くありましたか
- 受講者がどうなる講座が多くありましたか
- どんな解決策にお金を払いたくなりましたか
- それはなぜですか
- 真似できそうなところはどこですか
- あなたが工夫を加えられそうなところは何ですか
- あなたが工夫を加えられそうなところは何ですか
他を知る、お手本を見つけるという作業はとても大切なのですが、意外とやっていない方が多くて、講座を告知しても空振りしてしまうことがあります。
ただ、目移りしてしまいどれも良いと迷ってしまうこともあるかと思います。
その時は、自分のやりたいこと、理想の働き方に照らし合わせて取捨選択してくださいね。
応援したい人から考えてみる
あなたが応援したい人からテーマを考えてみます。
どんな人をあなたは応援したいですか?あなたにとっての理想の受講者さんを明確にしていきます。この一人の人のイメージがつかめないと、なかなか先に進めません。
架空の人でもいいです。
その人に名前を付けて、男性か女性か、年齢は何歳くらいですか、お仕事を何をしているのでしょうか、会社向けにセミナーをする場合は、その会社の担当者さんを思い浮かべましょう。
1人の人に決めるというのは、他の受講者さんを無視するということではありません。一人に絞ることで、講座の紹介や宣伝文に実が入って届きやすくなります。
もしかしたら誰にでもできる内容を提供したいと思っているかたもいらっしゃるかもしれませんが、お一人の方に向けて伝えると、あなたの伝えたいことにエネルギーがはいりますので、まずは一人に絞って考えて答えてみてください。
ノートに書きだすか、入力してください。
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【あなたの受講者はどんな人】
- あなたの講座を通して喜ばせたい方は誰ですか
- その人が解決したいことは何ですか
- なぜそれが問題なのですか
- そのままだとどんな状態になってしまいますか
- どんな状態になることが理想ですか
- その理想の状態になるために何が必要ですか
- その人が気になるキーワードは何ですか
- その人が何かを買う時、何をもとに決断していますか
いかがでしたか?あなたの受講者さんのイメージが具体的になったのではないでしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、この作業は商圏を狭めるということではなく、ぶれない軸を持つために大切なことです。
迷ったときに、自分の理想の受講者さんだったらどう思うかなということを問えば方向性が導き出されるはずです。
私も、何かの講座を企画するときに必ず受講者さん像を設定します。100人の受講者さん全員に大切なことを伝えることは難しくても、たった一人の方にだったら伝えられそうではありませんか?
その人に一所懸命伝えることで、周りのひとにも伝わるということがありますよね。もし考えが思いつきづらいようでしたら、過去の自分を想定してもよいですね。
1人の人は、変えてはいけないということではありません。実際に作成してみてどうも違うかな・・・という場合はもう一度この作業をしてみましょう。
だんだんとあなたの本当にやりたいことに近づいていくはずです。
オンラインセミナーの骨子としてまとめる
今までの質問の答えを融合させて、この型に穴埋めしてあなたのセミナーテーマをつくってみます。カッコいいキャッチコピーでなくてもよいです。
大切なのは受講者さんがどうなるのかということにフォーカスすることです。
今現在何かのお困りごとを抱えているから、もしくは何かが欲しいからセミナーを受けますね。そのマイナス状況を言葉にします。
次に、どんな方法でかを伝えるのですが、あえて苦行に挑戦する方はあまり多くはありません。
理想の受講者さんがそういう人であればアリなのですが、今の時代はローリスクが求められます。簡便性を伝えるとよいです。
初めてセミナーを始める方であれば、受講者さんは初心者にした方がハードルは下がります。もしそれ以上のことが教えられるとしたら、シリーズ物として次のステップを作ってあげるのも一つの方法です。
そして、こうなりますという実現できることを言葉にします。
最後に、実現した結果お客様はどういう気持ちになるのかとか、どういう素敵なことが待っているのか実現できた先の幸せや夢を言葉にしてください。
この文章は、できるだけ具体的であるといいです。抽象的なことだとカリキュラムにしづらいです。
自信のない人が自信がつくというとふわっとしてしまうので、何に自信がないのかというところまで言葉にできるとより分かりやすくなります。
方法や結果にもし数字が入れられたら更に受講者さんを集めるときに響く言葉にもなりますね。
例えば、
なかなか痩せられない人が、たった3種類の腹筋で、2週間でウエストマイナス5cmを実現してデニム美人になれます
話べたな人が、5つの相槌の使い分けを知るだけで、聞き上手になりデートの会話がはずみます
などなど、一つだけでなく、納得のいく言葉になるまで何度か推敲しても構いませんが、カリキュラムを作りながら固まることもありますので、7,8割でヨシとしてOKです。
次のセクションでは、この言葉を土台に、セミナーの流れのテンプレートに合わせて実際に設計していきますので、ここの穴埋め作業は飛ばさないでくださいね。
Section3セミナーの進め方
このセクションでは、いよいよ実際のセミナーの作り方についてお伝えします。オンラインライブセミナーの注意点 とセミナーの流れをシンプルバージョンのテンプレートにあてはめて作成していきます。
初めての方でも、この流れで作成すると、納得感のある内容のセミナーになります。一緒に作成していきましょう。
オンラインライブ講座の注意点
ここでは、オンラインライブ講座の注意点について、2つお伝えします。
それは飽きさせない、疲れさせないです。
当たり前のことかもしれませんが、オンラインで行う場合は、リアルでは雰囲気で力技のようにできることが、オンラインの画面越しの場合は、機能しないことがありますので、リアル以上に受講者さんのことを考えて進める必要があります。
疲れさせない工夫
まず、疲れさせない工夫として、休憩を入れることです。
リアルのセミナーでしたら、1時間くらいは休憩なしでもいけますが、パソコンやスマホの画面を1時間集中てみるのは結構こたえます。
オンラインセミナーを見る人の3割は音声をイヤホンなどで聞いているそうです。音楽と違って、頑張って聞いていますので疲れちゃいます。
1時間に5分くらいの休憩タイムは用意したほうが良いですね。
丁度よいタイミングをあらかじめ決めておくと頭の切り替えにも利用できますね。
休憩後の離脱を防ぐために、休憩後は大事なポイントについてお伝えしますので、時間通りに戻ってきてくださいねと期待を持たせてあげるとよいです。
そして、もう一つは、画面共有でレジュメなどを映すときは、文字を大きくするということです。
小さな文字では目を凝らしてみますので、疲れてしまいます。できればフォントは30ポイント以上で余裕のある配列で見せてあげましょう。
飽きさせない工夫
次に飽きさせない工夫ですが、あなたが画面に登場している場合はまだ良いのですが、レジュメを画面共有で表示する場合、詰め込んだ文字のページをずっと表示していると、講師の話に集中しませんし、睡魔に負けてしまう方もいます。
画面に映し出すレジュメのページ数はリアルセミナーよりも多くして、ページの切り替えをしてください。
あなたがずっと映っている場合も、あなたが身動きせずまるで静止画のような状態でいることは避けてくださいね。
ホワイトボードを活用してみたり何か画面上に動きを加えます。
そして、画面の向こうの受講者さんも黙ったままにしていると、途中で飽きてしまうこともあるので、ワークをしてもらったり、zoomのブレイクアウトという受講者さん同士をグループにして話ができる機能を利用してみるのもよいですね。
実は、これは講師の負担も軽減させます。しゃべりっぱなしは結構つかれます。ワークを入れることで一息つけます。これは、私のzoomでのセミナー中ワークをしてもらっているときの画面です。このタイミングで自分の集中力のリセットをしています。
ワークの目的は復習や振り返りのために行いましょう。講師が確認するためではないんですね。
ここを講師が確認するために行うと一人一人のチェックをしなければなりません。一瞬で見えるものわかるものでしたらアリかもしれませんが、受講者さん同士がシェアして確認しあう感じが良いと思います。
この時に何か質問があれば全体で質疑応答をするのが、受講者さんにムラなく伝えることができます。15分から30分に一度いれると集中力が切れず受講できます。簡単なワークを入れましょう。
疲れさせない、飽きさせない工夫は、慣れるまでは難しいかもしれませんが、画面に映る受講者さんが飽きていないか、疲れていないかか確認しながら進行してくださいね。
セミナーの流れ
お伝えする流れは初心者用の入門編としてシンプルな台本にしています。
初めての方は、まずはこの通り作成してみてから応用してみださいね。
初めての人が最初から、あれもこれもと入れてしまうと、受講者さんが混乱して途中で崩壊してしまうことが往々にしてあります。
内容を充実させたいというお気持ちは大変よくわかります。受講者さんに満足してもらいたいですものね。ですが、内容がごちゃっと多いとかえって受講者さんの満足につながらないこともあります。
整理された腹八分目くらいが、すごく楽しかった、よく分かったといってもらうことが、結構あります。
まずはシンプルに初めて、受講者さんの反応を見ながら応用していくと、あなたらしい受講者さんも満足する内容になっていきます。
ざっくり大きな流れは、まずはイントロダクション、そして説明パート、最後にまとめです。ではそれぞれで何をするかお伝えします。
イントロダクション
ここでは、イントロダクションとして冒頭に何を話すかをお伝えします。当然ですが、最初にご挨拶ですね。そして自己紹介です。
自己紹介はあまり長々とせずに、セミナー内容に関係のある経歴や実績を伝えてください。
更にそれに呼応して、なぜ自分がこのセミナーをやろうと思ったのかというきっかけなど、自分の想いを伝えることで、自己紹介に厚みが増します。
ここでの自己紹介というのは自分が受講者さんにこのセミナーをやれる人物であるという理由を伝える場です。
自分の人間性を見せたいと、あまり関係のないプライベートな話をしてもそんなに意味はありません。
あなたの語り口調や表情で十分に伝わりますので安心してシンプルに話してください。
これを念頭に話さないと、結構長々と話してしまうことがあります。全体の時間配分の中で時間を決めましょう。
もう既に自分の自己紹介は出来上がっている人は良いのですが、これから自己紹介を作る方は、こちらの質問に答えてそれを骨子として作成してみるとよいと思います。
あなたらしい自己紹介を作るために質問に答えてください。ノートに書きだすか、入力してくださいね。
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【あなたらしい自己紹介】
- あなたにとって自己紹介とは何ですか
- あなたはどんな講師に不信を抱きますか
- あなたはどんな講師に共感し安心感を持ちますか
- あなたが幸せにしたい受講者はどんな人ですか
- あなたのやっていることを一言手で表すと
- 具体的にどのような活動ですか
- その活動により誰がどのように喜んでいますか
- 受講者も喜んでくれそうなあなたの夢は何ですか
ゴールとセミナーで伝えること、流れ
次にセミナーで伝えることと、セミナーの流れについて説明します。
この時に大切なのは、受講者さんがこのセミナーで得られるGOALをちゃんと示すことです。「このセミナーであなたもこうなります」「これができます」ということですね。
そのために必要なこれこれをお伝えしますと、見出しとなるトピックを伝えて、今日はこういう話があるんだなと全体像を理解してもらいます。
そして、セミナーの注意点があればここで伝えます。質問は質問の時間を設けるので、あとでまとめてお願いしますということは必要です。
これを言わないと、自由勝手に質問する方が出てきてしまいます。そうするとこちらのペースも乱されてしまいますし、他の受講者さんの不満にもつながります。あと休憩を途中挟みますなど、最初に伝えましょう。
説明の基本的な流れ
ここからGOALに向かうために必要な本題の説明に入ります。
具体的な説明の方法として、いくつかの方法がありますが、受講者さんの頭に入っていきやすいようにこの順番で伝えるとよいです。
- 間違ったやり方 その理由 具体例
- 次に正しいやり方 その理由 具体例
- そして行動提示
です。
具体的なGOALへの到達するやり方を説明する場合、やり方には2種類あります。
正しいやり方と間違ったやり方ですね。当たり前のことかもしれませんが、意外と正しいやり方しか伝えない場合があります。
これですと、受講者さんの勝手な思い込みで間違ったことをしてしまうことが結構あります。
特にハウツー系の場合、講座中に間違われてしまうと修復に時間がかかることがあります。
まずは、多くの人が勘違いして頑張っていることや、良かれと思ってやってしまいがち、陥りがちな落とし穴を伝えます。
落とし穴までちゃんと話せる講師をプロと受講者さんは信用してくれます。ただし、ここはお説教にならないようにしてくださいね。
管理職講座で、上司が部下の話を聞かないからダメなんですよとか、ダイエットセミナーで気合が足りないからダメなんですよなどとダメ出しのお説教なんて誰も聞きたくありませんよね。
自覚がある場合はなおの事です。多くのひとが勘違いをして頑張ってしまっていることや、悪気なくやってしまっていることがありますが、そこが実は陥りがちな落とし穴なんですと伝えた方が
「マズイ、それやってた」「そう思ってたよ。だからできなかったんだ」と聞く体制もこちらよりになります。
そして、なぜだめなのかを理由と具体的な例をあげて伝えます。
この具体的な例が過去の講師のやってしまったダメ例であると、受講者さんもぐっと乗って聞いてくれますし、真実味もアップしますね。
そして、あとに正しいやり方と理由と具体例を説明します。
ここが講師のオリジナルで、簡単で自分でもできそうな方法ですと、受講者さんたちの表情がワクワクに変わります。
最後に、そのために何から始めたらよいかの行動を具体的に示してあげましょう。
これが複数の段階を必要な内容の場合・・・
具体的にカレーづくりのセミナーだとしたら、おいしいカレーの作り方のポイントは材料選びと煮込み方だとすると、
材料の選び方の間違ったやり方 その理由 具体例
正しいやり方 その理由 具体例行動提示
次に煮込み方の間違ったやり方 その理由 具体例
正しいやり方 その理由 具体例行動提示
という風に、そのセクションごとに説明します。
一気に交ぜて伝えてしまうと、混乱してしまうことがあります。
まぁ・・・カレー作りではそんなことはあまりありませんが、
初心者さんが、未知のものに挑戦する場合は、セクションごとに伝えた方が良いですね。
オンラインセミナー最後のまとめ
最後はまとめです。まとめでは受講者さんへの応援メッセージを伝えたり、講座内ではできなかったことを課題として出したり、応用編の紹介などをします。
この応用編が先にあると、受講者さんの次の行動へのお誘いになりますね。
そして最後の挨拶として感謝の言葉は当然ですが、紹介のお願いをしてみるのもいいですよ。
スゴイよかったと思った方はどうぞ同じ悩みをもつお友達がいらっしゃったら是非ご紹介くださいという風に。もちろん紹介できるホームページのURLやfacebookページやインスタなど何かの媒体は用意しておくといいですね。
はじめはちゃんと台本化しておくとよいです。なかなかアドリブだけで切り抜けられるものではありません。
ぜひ練習してあなたの素晴らしいコンテンツをセミナーにしてくださいね。
※この記事の内容は無料動画でもご覧いただけます。オンラインライブセミナーの設計図が付いていますので、オンラインセミナーの設計が捗ります。
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Section4.撮影準備・必要機材
このセクションでは、撮影準備や必要機材、スケジュール、告知方法など実務的なことをお伝えします。
初めての方にとって必要機材は気になるところだと思いますが、ここでは最低限必要なものにとどめておきます。
機材などは天井知らずなので、最初からお金を掛けるよりは、一度やってみて、そのうえで自分に必要な機材をそろえていった方が良いですよ。
形から入るという方もいる方も多いかと思いますが、そろえるだけそろえて、実は必要なかったということもあります。
あなたに何が必要かを見極めましょう。
セミナースタイルを決める
まずは、あなたがこれからやりたいセミナーのスタイルを決めましょう。セミナースタイルで使用する機材が違います。
ひとつはパワポなどのスライドなどを画面共有して見せることがメインのセミナーです。
自分はところどころに登場しても動いたりすることがない感じです。
もう一つはスクールタイプです。ヨガやストレッチなど体を使って表現するもの、何をやっていることを見せたり、ホワイトボードを前に書いて見せるものです。
ざっくりと分けると、パソコンの前で座っているかか、カメラの前で立ったり座ったりしているかどうかということです。
あなたはどちらのスタイルでやりますか?
配信方法
配信方法として、画面共有タイプはパソコンを使ってskypeかzoomで
スクールタイプは、スマホでzoomやFacebook liveで配信ができます。
初心者さん向けには、SkypeかZoomかFacebook Liveが始めやすいです。
SkypeもZoomも画面を共有することもできますし、自分だけ、自分とホワイトボードが映るタイプでも使用可能です。
以前はskypeユーザーが多かったのですが、現在はzoomユーザーが多く、なじみがある受講者さんも多いのでzoomの方が受講さんの参加ハードルも低くなります。
zoomは無料でもできますが、3人以上でやる場合は40分の制限がありますので、有料のproプランを契約したほうが良いですね。
グループ会議機能で十分です。月額2000円くらいです。
さらにzoomにはブレイクアウトルームという機能があり、最大で50の別々のグループ分けをすることができます。
リアルセミナーでテーブルごとにシェアワークをするようなことも可能になりますのでとても便利な機能です。
Facebook Liveは、Facebookでまさしくライブのように流すことができます。不特定多数の人が見ることができます。
不特定多数ではなく限られた人向けにもできますが、がっつりセミナーとしてやる感じではないですが、お試しとしてやってみるというのもありです。
ただし、受講料をいただくセミナーにはあまり適してはいないかもしれません。
また最近は画面共有ができるFacebookメッセンジャーライブもありますが、少し不安定な感じがします。
必要機材
必要機材が気になるかたもいらっしゃるかと思います。
最近はYouTuberようにたくさんの機材がでていますね。
でも初心者さんのうちは手持ちのものでも十分に活用できます。
画面共有タイプの場合
画面共有タイプですが、こちらはカメラとマイクがついてあるパソコンで十分です。
画質を気になさる方も多いかもしれませんが、実は受講者さんの環境によって画質は変わるので、最初からあまり気にしなくてもOKです。
気にするべきは音声の方です。パソコンからの音があまりよくないという場合は、外付けのマイクを準備されるのが良いでしょう。
2000円程度からあります。高いものの方がもちろん音質は良いのですが、天井知らずになってしまいます。
少しいいものを紹介してほしいと聞かれたときに私がお勧めするのが、Blue社のYetiかsnowballです。コンテセンサーマイクという音質の良いもので、パソコンにUSBでつなぐことができます。
Yetiは17000円くらい Snowballは7000円前後で購入できます。
スクールタイプの場合
スクールタイプですと、最初のうちはカメラはスマホで十分です。
最近のスマホは画質もよく撮れますね。ただし三脚は必須です。高さがどれくらい必要かによりますが、1メートルくらい長くできるスマホ用の三脚もあります。
スマホの場合もできれば音は良い方がいいので、外付けのマイクは用意するといいですね。2000円前後で取り付けられるものもあります。
もし、良い音をしたいのであれば、私はShure社のMV88aかMV88+をお勧めしていますが、こちらは少しお高くて2万円くらいします。ただすごく音は良いです。
セミナースタイルがスクールタイプでスマホにつなげてやると決まったら考えてもよいと思います。
照明
照明ですが、これは、zoomなどのアプリでも実は十分に明るく見せることはできます。
お家のシーリングライトでもあたり方を気を付ければ明るくなります。
もし、必要な場合はこうした照明やスマホに直接つけられる照明で明るくしてもよいですね。
照明は本当に千差万別なのですが、参考にするのであれば、YouTubeでも照明のレビューをしている動画がたくさんありますので、それを参考にしてみるといいです。
Windowsユーザーのためのスマホカメラ活用
ここで、Windowsユーザーにお勧めのスマホカメラ活用について補足します。
Macユーザーはカメラは必ずついていますし、スマホとの連携も簡単なのですが、windowsパソコンでカメラがなかったり、パソコンカメラが耐えられないほど画質が悪いという場合は、スマホとパソコンをwifi やUSBで接続してカメラ代わりにできるiVcamというアプリをご紹介します。
これは、スマホにiVcamをインストール パソコンにもiVcamのサイトからwindows用のソフトをダウンロードしてインストールして使います。
同じ場所で同じwifi環境であれば、物理的につながなくても同期してくれます。
さらにこのアプリは、女性に嬉しい美肌機能や背景をぼかしてくれる機能もありますので使い勝手がとても良いです。明るさも調整できます。
無料で使う場合は、期間限定になりますがお試しができます。気に入ったら1200円程度で購入することができます。
私もこのiVCamにはお世話になっています。ぜひお試しください。
スケジュール・そのほか
セミナー時間
セミナー時間は、最初のうちは90分程度から慣れたら3時間前後がちょうどよいと思います。
時間帯は受講者層によります。
お仕事をしている人か家庭の主婦かで違います。また曜日も平日がよいか休日が良いかも受講者さんに合わせてください。
場所
場所はインターネット環境が安定している場所で行いましょう。これは必須です。機材よりも何よりも必須です。
また、あまりざわざわしている場所からですと、受講者さんも集中できませんね。
金額・決済
金額は内容によりますが無料のものから受講者さんの事を考えて設定しましょう。
はじめは安く段々と高くしてもいいですね。
有料の受講料は、銀行振り込みをしてもらうのが簡単です。paypalやpaypayでのお支払いもメールで送って決済できますね。
あなたが管理しやすい方法を行いましょう。
服装
服装ですが、こちらも受講者層や目的によりますね。
ただし、明るめの色の方がお顔が映えることは確かです。TPOです。
余談ですが、バストアップしか映らないと思って油断して下は短パンなどにしていても何かの拍子に立ち上がらなくなってしまい、丸見えになったというケースもありますので、一応ちゃんとしたほうが良いかもしれませんね。
レジュメ・資料
レジュメなどの資料ですが、オンラインの場合は基本的に先に配布しないことか多いです。
なぜなら、印刷してくれるのでしたらまだしも、PDF資料などで渡すと、パソコンでPDF資料をずっと見て、肝心のあなたを見ないということもあります。
資料が必要な場合は、画面共有でわかるようにして、書き込んでもらう必要がある場合は、その資料だけを先に配布するなどにした方が良いかと思います。
そして、終了後にダウンロードできるURLをお伝えするか、メールで添付配布するのが良いですね。
告知方法
ここでは告知方法についいてお伝えします。
せっかくのセミナーですので、たくさんの方に参加してもらいたいですね。簡単に告知するのであれば、SNSやホームページ、ブログで紹介。
告知期間は1か月くらい前からアップするとよいですね。
申し込みの受付は、ホームページがある方はサイト内に専用のフォームを作ったり、ない場合は、Google formなど無料でフォームを作れる機能がありますので、フォームを作成してそのURLを教えるといいです。
Facebookではイベントを作成することができるので、そこで告知と申し込みを受け付ける方法もありますが、この場合もフォームを入力するURLがあった方が確実です。
お申込みを受け付けたら、前日に確認メールは受講者さんに送りましょう。意外と忘れていることがあります。
リアルの場合は、電車に乗る計画などがあるので、頭に残りますが、オンラインの場合は少し忘れがちです。
ですので、申し込みの際にメールアドレスをもらって全員に一斉メールでリマインドするのはマストかもしれません。
ご案内の際の告知文ですが、セミナーで何をやるかの内容を長くかくよりも、この講座の「セミナーの骨子」の動画であなたが作成した、こんな人がこうなる講座です。という型を一番最初に持ってきて、セミナーをやる想いといかに優しく楽しくできるかということをお伝えしましょう。
やる内容を伝える前に、そこを伝えることが集客のコツになります。
初めてのオンラインセミナーのまとめ
最後に、初めて人前でセミナーをする、またはオンラインというアウェーでセミナーをするのは緊張も不安もあるかと思います。
でも、何もしないうちは何も始まりませんね。
私の受講者さんたちも、ドキドキで始めたけれど、「思ったよりも受講者さんがうなづいて聞いてくれて嬉しかった」とおっしゃっています。
まずは小さなことから始めてみましょう。
そして、最終的には、あなたのこれまでの経験でちゃんと稼げるようになる動画配信までできるようにしていきましょう。
今回はその第一歩についてお伝えしました。ぜひ人気講師となって、受講者さんのお役に立てる喜びでお仕事ができるようになってくださいね。
あなたの自分らしいライフスタイルの最初にの一手となりますようにお祈りいたしています。
※この記事の内容は無料動画でもご覧いただけます。質問にぐんぐん答えられるシートが付いていますので、オンラインセミナーの設計が捗ります。
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